2015年鳥初め
あけましておめでとうございます。
ブログを始めてまる1年が経った。
カメラ趣味自体が全く冷めないのでブログも自然と続いている感じ。
今日は浜離宮恩賜庭園で毎年1月2、3日に行われている放鷹術の実演を見に行ってきた。
以前から存在は知っていたものの行けていなかったので気合を入れ開園の30分前には門前で待機していた。
もの凄い人だかりを想像していたのだけれど、開園前から待っている人は10人に満たないぐらいだった。
開園後すぐに放鷹術が行われる会場へ向かう。
ベンチがかなり大量に用意されていたのは意外だった。
早めに来ていた甲斐もあって最前列で太陽を背にできる位置を確保できた。
合気道の演舞から放鷹術の実演が予定されていたが合気道の演舞開始までも1時間あったのでワイフを席に残しちょろっと探鳥へ。
歩き始めてすぐに聞き慣れない声がしてそろっと近づいてみるとクロジ(たぶん)がいた。
すぐ逃げられてしまったので証拠写真しか撮れなかった。
次は聞き慣れた声のジョウビタキのメス。
安定感抜群の可愛らしさ。
3羽いたのだけれどもせわしなく動き続けていたせいでこれも証拠写真レベル。
ちょっと歩いたところでガサガサ聞こえる方を見てみるとアカハラがいた。
クロジもだけど生で見たのは初めてだったかな?
これ以上探鳥に夢中になると合気道と放鷹術に間に合わなくなりそうな気がしたので会場へ。
なぜか今日はいつも以上にトビが多い。
そして異常に近くまで降りてくる。
鷹匠の方が持っている餌のおこぼれを狙っているのかな?
放鷹術の実演が始まりタカを環境に慣れさせるとかなんとかのアレで鷹師、鷹匠、鷹匠補の方々がぐるぐる回り始める。
実演は振り返えと言われるタカのキャッチボールの様なものから。
鷹匠捕もオオタカも若い、この世界に入った理由が気になる。
10代でこれはいい意味で渋すぎる。
次は鳩を獲らせるアレ。
この直後に奥の方で捕らえた鳩の羽を毟りまくっていたのが非常にリアルだった。
次に観覧者の中から選ばれた数人で振り返え。
ワイフにも元気に手を挙げてもらったけれども残念ながら選ばれなかった。
今回はオオタカではなくハリスホーク(モモアカノスリ)という種類。
オオタカの若に比べるとゆったり堂々と飛んでいる印象。
貫禄があった。
電通ビルからの急降下はヒッチコックの映画並みに湧いて出てきたカラスのせいでタカが逃げてしまい成功はしなかった。
実演終了後には鷹匠、鷹匠捕が観覧者の前をぐるっと回り近くでタカを見せてくれた。
ハリスホーク。
年明け早々に縁起の良いものを見られて満足。