トリウムヤッホー
2017/06/24
朝の一人遊びのあと、ワイフと共に「ニューヨークが生んだ伝説 写真家 ソール・ライター展」を見に行ってきた。
そのついでに諸々の用事があったお山へと向かう。
あえて電話もしなかったので、残っていなければその程度の縁だったんだと思うことにしようと考えていたSummicronさんが居た。
逆ローレットのSummiluxやら他のライツ玉は売れてしまっていたらしいが、まだSNS掲載から1日しか経っていないからなのか、こいつはなぜか残っていた。
1952年製のアンダーミリオン、しっかり黄色い放射能レンズ。
つまりMモノクロームで使うといい感じってことだ。
とりあえずいつもの調子で試写をさせてもらう。
ディ・モールトよし!!
帰り道に「この隙間から撮ったらソール・ライターっぽいんちゃう?」って言われて撮ってみた。
なんだこの生活感…。
写りは確かに良いんだけど、ソール・ライターのそれとは全く違う。
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うん、そうそう、順番が逆だ。
Summicron f=5cm 1:2(トリウムズミクロン)イヤッッホォォォオオォオウ!!
いやー、かっこいい。
ガラスもスカッと抜けていて絞りのクリック感、ヘリコイドの重さもちょうど良い。
フードをつけると存在感がすごい。
実はこのフード2個あるんだ…。
カラーで使うためには天日干しで黄色を撮ってしまう必要があり、それはこのレンズの存在意義が問われる事態になってしまうので、こいつは自然にMモノクローム専用になる。
明日の天気がいまいちな予報なのは残念だが、まずはうちの動物たちで慣らし運転だ。
FUJIFILM X-T1Leica M MonochromSummicron 1:2/90 2ndSummicron f=5cm 1:2 (Thorium)Summilux 1:1.4/35 2nd