始発で江ノ島
なんとなく連休最終日。
ワイフは仕事なのでソロ休日なのだけど、どこかに行きたい。
どうせなら少し遠くがいいと、ふと思いついた江ノ島に決めた。
普通に行ってもアレなので始発に乗って江ノ島を目指す。
電車は全て逆方向が混雑していて、平日休みの強さを実感した。
片瀬江ノ島駅から少し歩いてビーチへ。
地元サーファーぐらいでほとんど人がいない。
エスカーに乗ろうと思ったらシャッターが降りていた。
看板を見ると動き出すのは9時らしい。
そして今は7時。なるほど、早すぎたんだ。
諦めて徒歩で階段を登っていくと江島神社へ続く階段にもねこ。
一切目を合わせてくれなかったのはシャイだからなのかな。
江の島灯台の入り口あたりで耳慣れない動物の鳴き声が聞こえ、上を見ると電線のあちらこちらで走り回るタイワンリス。
トビも下手な動物園よりたくさんいる。
それにしても朝が早すぎたせいで開いている店は皆無、飲み物は自販機のみでしか買えない。
おかげでポカリスウェット以外の飲み物を口にしていない。
うーん、ストイック。
龍恋の鐘へ続く階段には門番がいた。
門番らしい仕事はせずに足元でにゃんにゃん鳴いて道案内をしてくれる。
行き先は草むら。
龍恋の鐘では自撮り用の台にMモノクロームを置いて、1人で鐘を鳴らしている様を撮影した。
これはワイフも写真を見て引いていたので流石にお蔵入り。
稚児ヶ淵へ。
まだチェーンが付けられていたけど、釣り人がチラホラ。
濡れたりしたくなかったので写真を撮って引き返す。
行きには見かけなかったねこににゃーんと呼ばれた。
あげられるものはなにもないんだよ。
こんなに近くで飛んでいるトビを見られることはそうそうないだろう。
真上を旋回していたと思ったら急にぐぐっと近づいて来て、慌てて撮ったのでアレな感じになってしまった。
入り口あたりまで帰って来た頃には9時でエスカーも動き出し、さっきまで人がいなかったとは思えないぐらい混雑のぶり。
しかし飲食店がひとつも開いていないのは誤算だった。
海が近いってだけで築地のテンションで来ちゃだめなんだな。
10時ぐらいまで島でねこを撮ったりちょっと触ったりしながら過ごしたが、ついに我慢の限界を迎えTwitterで紹介してもらった「江ノ島小屋」で朝食をとる。
煮汁卵かけご飯がめちゃくちゃうまい。
いい卵使った卵かけご飯ってだけでも十分なのに、それに甘い魚の煮汁が混ざると異次元のうまさ。
食後にざっと砂浜を歩いてみたけど昨日までの天気が嘘のように異常な暑さ。
こんなに暑いと足だけでも海に入りたいと思ってしまうが、なんの準備もしていないので流石に断念。
暑さに耐えきれなくなったので、〆のコーラを飲んで帰ることにした。
次回ワイフと来るときは普通の時間にしよう。
普通が1番だ。