Leica M10-P First impression

昨日立ててもいないフラグの先行自主回収をしてきたせいで浮足立っているのか今日は早く目が覚めてしまった。
せっかくなのでM10-Pの雰囲気を味わうたに早めに家を出ることにした。

とは言えワイフからは「今日は体調不良()とかで休んだらアカンで!キリキリ働きよし!」と言われているし、通勤の合間にそこまでの時間的余裕があるわけでもないので今日は雑に撮り歩いてみることに。
普段から丁寧に撮っているとは言えないけど、”今日は撮るぞ”って気分になる日はワイフの帯同が前提になりつつあるのでそれは週末のお楽しみに置いておこう。

写りに関してはM10を使っている諸先輩方がいろんな角度からフィルムが擦り切れるほどレビューをしてくれていると思うので、その辺は多くを語らずに感じ取ってもらう事にしよう。
良い悪いなんて好みの問題だしね。

ちなみに今日の写真は全撮って出し。
ivy
それよりもM10-Pで大幅に変わったシャッターフィーリングについて小学生並の感想を中心に書こうと思う。
写真は昨夜にうちのいきもの達を撮っていたので、屋外で使った際のシャッター音や感触はどんなものなのかと楽しみにしていた。

まずシャッター音。
これはノーファインダーで撮っていたら自分でも聞こえない。
自分でボタンを押しているからなんとなくわかるってレベルで足音や衣擦れの音であっさりかき消されていまう。
日本家屋の茶室で中庭の鹿威しを遠くに聞いているような風情すら感じる。

Typ240からの移行なのでM10は店頭試写ぐらいでしか聞いていないのだけど、どっちと比較しても角が取れたような音という印象を持った。
ボディ内の気密性が上がったのか、音がボディの外まで出て来ていないような鳴り方をする。
Uphill
感触は手にコトって感じのごく小さい振動が落ちてくる程度でこれはファインダーを覗いて撮った場合も同様。
俺自身ではなく、道具のレベルアップで息をするように写真を取ることができるようになった。

Mモノクローム(CCD)の派手なシャッターチャージ音も好きなのだが、M10-Pの上品な音も素晴らしく良い。

Typ240の時は彩度を中低、コントラストも中低だったかな?その他にもちょこちょこと設定を変更し、露出がいい感じにキマっていれば撮って出しが好みの仕上がりになるようにしていたのだけど、今日はTyp240とは違うM9寄りの絵作りと言われているM10-Pの素の状態を味わうために設定は変更せずに使用した。
Cat Street
Flickrやネットでいろいろな作例を見ていた時はそんなに好みだとは思わなかったのだけど、自分で撮った写真を見ると意外といいんじゃないの?と思ってしまう。
つくづく自分に甘い。

ベース感度がMデジタル初のISO 100だと思っていたら最近のFWアップデートでISO Auto時のベース感度がISO 200に変更されたそうで。
ISO 100は拡張感度扱いなのかな?ダイヤルで100からあるんだから100がベースでいいんだよな。な?

ダイナミックレンジのアレが云々と書かれていたけど、俺の使い方だとそんなに関係なさそうかな。
あれこれ考えるのも面倒なのでとりあえずはISO 100で常用して様子を見ようと思う。
仕事じゃないんだし、人の意見よりも自分が使ってみてどう感じたかで決めよう。
Thorns grass
ISO感度に関してもTyp240の頃は800までに抑えようと頑張っていたけど、昨日家のねこを撮っていた時は3200までなら余裕で6400でも実用できると感じた。
これはすごい助かる。夜に手持ちで絞れるってすごい。開放バカだからやらないけどね。

タッチスパネルはあって困る事はないのだろうけども、今まで使ってきたライカボディにはなかったものなのでいささか手に余る印象。
LV撮影時の拡大表示やスポット測光の位置変更は馴染むまでに相当時間がかかりそうな気がする。
そもそもLVをそんなに使わないし、ライカ使い始めてからずっと中央重点測光だし。

撮影画像のプレビューに関してはタッチパネルの恩恵は大きいと思う。
ページ送りも拡大表示も今までのボタン操作より軽快に直感的に行える。
特に拡大表示はクワッと拡大してスッと移動できるので、今までのダイヤルグリグリ、十字キーカチャカチャとしてやっと見たいところへたどり着くといった手間が嘘のよう。
ライカ、どうしてしまったんだ。
Out of focus
ただしWi-Fi機能、テメーはダメだ。
マニュアルも読んでいない俺が悪いのかもしれないが、SSIDとパスワードを設定していてもiPhone X側でパスワードが違いますとエラーで弾かれる。
数回パスワードを変更してやっと繋がった。
一度繋がってしまえばアプリの動作はサクサクとしていていい感じではあるものの、接続にこんなに手間取るならFlashAirの方がいいのでは?と思ってしまった。

今日ざっと使ってみた感じでも(Wi-Fi以外は)非常に満足感の高いカメラだと思う。
Typ240より薄くなり、Pモデル特有のロゴを排除したストイックなスタイル。

思い返して見ると先週ぐらいにTyp240の写真を撮っていて「ロゴが隠れるアングルで撮ると引き締まって精悍な感じに見えるな…。」と思っていたのは天啓だったのかもしれない。

ちなみに銀座店で聞いたところ、M10-Pは出足がかなり好調らしく予約取置分を差し引くともう在庫がそろそろなくなるらしい。
シルバークロームの方が人気だそうで今買い逃すとしばらく待たされることになるかもしれない。

清水の舞台まで様子を見に来ている人はいっそ思い切って飛んでみよう。

今よりももっと生きるのが楽しくなるはずだ。

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