草津温泉
耐えた、数ヶ月会社にもろくに行かずもちろん東京からも出ない生活を続けた。
ワイフが誕生日プレゼントを兼ねた草津温泉旅行をプレゼントしてくれた、ものすごい久しぶりに東京の外へ出る。
早朝出発に見える写真だけど、上野駅が暗いだけで実際は昼の12時ぐらい。
平日の昼間から草津を目指す民がちらほら。
旅のお供は駅弁とビール。そしてビール。
飲んで寝てゲームをしていたらいつの間にか終着駅。
そこからバスへ乗り換えて草津温泉へ。
事前にわかってはいたのだけど煮え切らない空模様。
美味しそうな焼き魚とビールを横目にみつつ宿を目指す。
東京ではまだ見頃にもなっていなかったのに、グンマではもう散ってしまっている。
チェックイン後は食後用の酒の調達を兼ねた散歩へ出る。
もう少しだらだらあるきたかったのだけど、雨が強まってきてしまったので退散。
とりあえずゴレンジャーは確保。
空き時間で少し早めの露天風呂を堪能し、お待ちかねの食事。
宿飯がうまいのは最高だよね。
あちこち探して外に出るのも悪くはないけど、移動もせずに美味しいご飯が待っていてくれるのが一番いい。特にこの季節は最高。
しっかり満腹になったあとは再び散歩。
西の河原公園。
金曜日から来ていたおかげでほぼ無人。
この状況を素直に受け取れず、石の演出を地元の人がしこしこやっているのかなとか考えてしまう汚い大人になってしまった。
SL2とアポズミ35の組合せならSS4秒でもここまで止まる。
試しにやってみただけなのだけど、家に帰って確認して結構驚いた。
ライトアップをそれっぽくしすぎててわざとらしさが先行してしまっている感じがちょっと残念な気もした。
観光地猫。
おじさんグループはこのあたりに吸い込まれていく。
俺は宿に戻ってワイフと酒盛り。
そして翌朝。
早起きして朝イチ風呂を満喫したあとに朝食をいただく。
温めた出汁に味噌を自分で溶いていくスタイルの味噌汁は、おいしさのほかに楽しさもあって非常に満足。
部屋に戻りだらだら。なんとなく不倫旅行っぽい写真。
宿備え付けの足湯に浸かりつつコーヒーを飲む。
干し柿。
ちんたら部屋に籠もっていてももったいなのでチェックアウトを済ませ、日中の西の河原公園を見てみることにした。
石が積まれているのと川の水がいい湯加減になっていること以外はとても普通の観光地だ!
カピバラを見に行くほどの時間もないので、締めくくり的なワイフのお土産買い物にお付き合い。
俺は誰にも旅行に行くことを伝えていないので不要。
湯畑。晴れているのに雨が降っている時間が続く…。
源泉。歩き回っていたら結構色んな所に点在していた。
投げないでと書かれているのに投げられている小銭は硫黄の効果で真っ黒に変色していた。
やはり土曜日から来る人が多いのだろう。
朝から昨日とは比べものにならない量の人の群れが湯畑に集まっていた。ほぼウォーキング・デッドだ。
晴れていると雨の昨日とは景色が全く違う。
ちなみにこのあたりから昨日比で10度近く下がっている気温に負けたワイフはバスターミナルの図書館で読書をしていた。
旅行に来てもひとり散歩。
もう相当前に死んでいるのだろうけど「コロシテ…」って聞こえる気がする。
最後に湯畑方面を目指して細い道をぶらぶらと歩く。
二日酔いの白菜に出会った。
予定通りの特急電車に乗り帰路へつく。
東京から出たのはかなり久しぶりだったのだけど、しっかり満喫できた。
またGoTo含め怪しい雰囲気になってきたからこれがギリギリのタイミングだったように思う。
今回はSL2とAPO Summicron 35mmでの初旅行だったけど、重ささ許容できるなら写りと使い勝手には文句なしな感じだった。
最近SIGMAの魅力に取り付かれている俺としてはSIGMA 24-70mm F2.8 DG DNなんかがあるといいような気もしてきた。
ズームはもう何年も使っていないのでちょっとした怖さもあるけど。