3年目のLeica

Leica M(Typ240)を手に入れてから丸2年が経った。
去年の記事はこれ

ちなみに時系列はめちゃくちゃ。

とりあえずこの2年間で物欲の増大ぶりが凄いのは実感している。
「このレンズでしばらくは戦える」みたいなのは概ね勘違いである事も学んだ。
欲しい物は欲しい。
中古レンズと出会いは大切にしないといけない。

カメラ本体に関してはデジタルとフィルムの各1台で十分満足しているつもりだったのだけど、黒船M Monochromがいた。
しばらく水面下では抵抗していたものの、結局あっさり開港してしまう。
LEICA M Monochrom

ずっとあたためていた「元々持っていたレンズ群がモノクロで映える物だった」って言い訳がここに来て(自分の中で)活きた。
実際使ってみるとカラーよりも好みの写りをしてくれるレンズがほとんどだったので間違ってはいなかったのだと思う。そう思いたい。

沈胴クセノン、スピードパンクロなんかはまさにそんな感じで、この2本はもうMM専用と言ってしまっても過言ではないかも知れない。
Ginza pedestrian heaven
これはスピードパンクロとMM。

河津桜
スピードパンクロとTyp240。
線が太く力強い描写でカラーも悪くはないのだけど被写体を選ぶ所がある。

旧朝倉家住宅
こっちはクセノン。
何とも言えない妖しい描写。

つい最近購入したブラコン用のコンタックスマウント沈胴Tessar 50mm f3.5、通称三半テッサーもそのタイプ。
Carl Zeiss Jena Tessar 1:3,5 F=5cm With M Monochrom
ブラックコンタックス用ということもあってかブラックボディのMMによく似合う。

コンタックスマウントはアダプタがアレなので手を出す予定はなかったのだけど、たまたま1箇所に必要なものが全て揃っていたのでお迎えしてしまった。
あとは激レアフードさえ見つかれば完成。
クローム用はちょこちょこ見かけるのだけどニッケル用は本当に見ない。
特注も視野に入れなければいけないかもしれない。
Carl Zeiss Jena Tessar 1:3,5 F=5cm Test shot
写りに関してはカラーでもイケる感じではあったけれど、開放値が暗めな所もあってMMと相性がいい。

この1年間で色々な焦点距離にも手を出し、自分に向いている画角を探す様な事もしてみた。
28mm,35mm,50mm,75mm,90mmと購入して使用していた中でもやっぱり50mmが自分の中では標準レンズという感じだ。

28mmはいいレンズを手にすることが出来たのだけど、どうしてもうまく使い切れず手放してしまった。
想像力が無いせいなのか広角レンズを使うとお決まりの構図で撮らされている感じが強かったせいだ。
New National Art Museum
レンズ自体はいい物だったしこれらの写真自体はとても気に入ってはいる。
Tokyo International Forum
ただ俺の場合はみんなが思う広角レンズスポットみたいなところ以外では上手に活かせなかった。

35mmに関しては若干の苦手意識から敬遠していたが、Summilux 35mm f1.4 2nd ストッパー付きを手に入れて評価が一変した。
Summilux 1:1.4/35 2nd with M Monochrom
ちょっと特殊な状態になっているレンズなのが特に良かった。
俺の使い方にマッチしてくれている。
rest

非常に程度のいい専用フードとフィルターも入手できた。
Typ240 & Summilux 35/1.4 & 12504
フードを付けた状態でもコンパクトなので荷物としてもかさばらないのがまたいい。

Ultron 35mm F1.7 Vintage Line Asphericalも嫌いではなかったが、調子に乗って真鍮モデルを買ってしまったので重たかった。
Shake Shack
EVFを使うかLVならば50cmまで寄れるのも気に入っていたポイント。
Summiluxに住処を奪われる形になってしまった不遇なレンズ。

50mmは相変わらず好き。
カレー、ラーメン、50mmってぐらいの大好物。

貴婦人(Summilux 50mm f1.4)は万能で精一杯頑張れば野鳥だって撮れる。
ルリビタキ
あれ?でもこの写真はちがうな。まぁいいか。

クセノンは軽くていい味を出してくれるので旅のお供にはもってこい。
妻と千本鳥居

近頃は35mmに圧されている感じもあるが、迷ったらとりあえず50mmを付けておけば後悔をすることはない。

75mm,90mmは用途が限られるものの嫌いではないし使いにくいとも思わない。
ABOUT LIFE COFFEE BREWERS
とくにSummicron 90mmの立体感と解像感の高さは良い。
ただ他に比べて大きくて重いので気軽な散歩には持ち出し辛いのが玉に瑕。

pancake my wife made.
1m離れられる環境(家)ならばテーブルフォトにだって使える。

EVFを入手した事でX-T1専用になっていたM42マウントのレンズが使えるようになった。
pancake
これのおかげでLeicaなのに近接撮影が可能になった。

そして今までのポリシーだった「レンズは売らない」も捨てた。
持っていても使わないレンズが増えてきて、もったいないから来る謎の使わなきゃ的な使命感が嫌になってしまった。
使いたい時に使いたいレンズを使う為に買っていたはずなのに「今日はこのレンズの気分だけど最近使っていないやつを使ってあげなきゃな」みたいな事になるのはなんとなく違う気がしていた。
いい機会だったのでまとめて数本手放した。
防湿庫も気分もスッキリ。

そんな訳でここ最近はSummilux 35mmとTessar 50mmしか使ってない。
スピードパンクロはワイフのお気に入りレンズになったのでそちらで絶賛活躍中。
photographer

そういえばご無沙汰気味のフィルムも使いたい。
フィルムはまだ特別な時に使うみたいなイメージがあって近所の散歩では持ち出しにくいし、撮るだけなら良いのだけど現像からプリントまでするとちょっとお高いのもネック。
塩漬けになっているフィルムが数本あるからGW中にテッサーを付けて1本は使いたい所。
Printed photograph
プリントをすると飾るための額縁も欲しくなる。

M型のLeicaは他のガチ系一眼レフに比べてボディサイズが小さいので、持ち出しやすくどこに行くにもとりあえずカメラも持っていこうって気分になるのは助かる。
ボディに関しては他のメーカーに浮気するような事は、よっぽどのことがない限りあり得ないだろう。

なんか最近の話ばかりになってしまった気がする。

とにかくLeicaが欲しいならば、「高いから」という理由で他のカメラを買ってお茶を濁すような事はやめよう。
どうせいずれ買うことになるんだから今買おう。
他のカメラを経由する分余計に高くなる。
回り道は敵だ。

欲しいなら同じレンズを2本買ったっていい。
Summarit bros

最近の問題は道具よりも写欲が上がるような場所が思い付かなくなってきていることだと思う。
近所は行き尽くしてしまった感じがあって、1人でぶらぶらしていても1枚も撮らずに帰ってきてしまう事もしばしば。
ワイフと一緒なら話はまたちょっと違ってくるのだけど、人混みが嫌いなのでそれもなかなか。

家には動物たちがいるので泊りがけで遠距離に行くこともちょっと難しいでのどうしたものかと思案中。

ここまで書いて気付いたけど、タイトルはこれからの事なのに内容は2年目の振り返りだった。
去年も同じだしまあ良いか…。

次回は5年目とかの節目にしよう。

2 thoughts on “3年目のLeica”

  1. ありがとうございます。
    カメラ趣味自体やっと5年ぐらいなのでまだまだぺーぺーです。
    ライカは明後日で丸2年ですね。
    レンズ遍歴に関しては諸先輩方の(悪)影響とお山の影響が強いと思いますw

  2. えーー!
    にごさんってまだライカ3年目なんですか!!
    それにしてはレンズ遍歴がディープだし物凄く趣味がいいですよね。
    流石デスw

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